～２０２１年２月１７日追記～
公開買付関係書類の封筒
１２月権利の優待銘柄のＮ・フィールド（6077）が投資ファンドにTOBされることになり、公開買付関係書類が入った封筒が届きました。
突然の持ち株のTOB発表は「当たりくじ」を引いた気分です🎯
１２月の権利確定では３名義分の保有だったので封筒も３通届きました。
権利確定後しばらくして３名義分の内１名義分は売却したので、TOB発表時点では１００株ずつを２名義保有していました。
８４６円 １００株
８９２円 １００株
実は投資歴１５年の中で過去にTOBされた銘柄（遠い昔すぎて思い出せない…）を保有していたことがありましたが、面倒なことは嫌いなのですぐに市場で売ってしまった記憶があります。
何が面倒かと申しますと私は窓口の存在する大手証券会社の口座がないのです。
今回のＮフィールドのTOBでは「野村證券」の口座が必要ですが、口座開設のハードルが高くて気軽に応じる気持ちになりません。
だから今回のＮ・フィールド（6077）も当然のように市場で売却する予定でした。
そして１名義分を株価１，１９８円で売却しました。
３５，０００円程の利益でした。
そして残りの１名義分は欲深い思惑で残しています．．
島忠争奪戦「TOB」を思い出す
昨年の秋にDCMホールディングス（3050）が 島忠（8184）に対してTOBを行うと発表した後、ニトリホールディングス（9843）がDCMより高い価格で買い取りを申し出て話題になりましたね。
島忠モテモテ～(´ー｀)
この３銘柄のどれも保有していなかったぴぐみは呑気にその行方を見ていましたが、結局最後はニトリによる島忠のTOBが成立しましたよね。
今回のＮ・フィールド（6077）も、もしかしたら島忠のようにモテモテになる可能性も無きにしもあらず．．
８００円台で購入した株価は現在１１９８円になっています。
このままこの株価で推移しそうですが、もしかしたらどこかの企業が「ちょっと待ったー！」をかけ島忠（8184）のようになるかも知れません。
だから１名義分を残してもう少し様子を見ようと思います。
ちなみに島忠の株価はこのような感じで推移しました。
引用元 ヤフーファイナンスHP
DCMホールディングスのTOB発表の後株価が上昇。
買い付け価格が４２００円に決定するとその付近で推移。
その後ニトリの参戦の後買い付け価格５５００円付近で推移しています。
Ｎ・フィールドモテそうにない．．
Ｎ・フィールドの事業内容
精神科に特化した訪問看護サービス
Nフィールドは精神科看護に特化した訪問看護サービスの会社です。
病気を抱えて生活するということは大変です。
癌患者のぴぐみは「大変」なんて言葉では済まされないほど「大変」だと主張したいです。
病気には身体の病気と心の病気がありますが、正直心の病気の方が大変です。
ぴぐみ自身も自分の病名や抗癌剤治療を受け入れることが出来なくて、治療に後ろ向きになったことがあります。
心が崩壊すると入院中の病院の主治医やスタッフが総出で、精神科の先生や心理士さんとの話し合いでなんとか治療に前向きになるよう促します。
まぁ、病院側としては当然なのですがそんな中で患者本人の「心」に寄り添ってくれる人って、そんな簡単にみつからないんですよね。
だけど中にはこちらの状況を考慮して一緒にどうすべきか考えて下さる方もいました。
ぴぐみの場合は入院中の病院というシチュエーションでしたが、もしも在宅医療などで不安がある時に精神科専門の看護師さんがいたら心強いと思います。
身体の病気を抱えている方にとって治療内容が優れていても心が追い付いていなければ前向きになることはできません。
また、特に身体に悪いところがなくてもある日突然心の病気になってしまうこともあると思います。
Ｎ・フィールドはそんな心の病を抱えた患者さんを手助けする素敵な企業だと思います。
創業者は元看護師
何故、敢えて精神科という難しい分野に特化した訪問看護サービスを展開しているのか、不思議でしたがNフィールドの創業者が元看護師さんだったようですね。
N・フィールドは、看護師であった創業者が、「地域社会における在宅医療サービスを通じて、安全・安心・快適な生活環境を創造し、人々のライフプランに貢献する」という理念を掲げ、精神科に特化した訪問看護サービスを大阪の地でスタートさせました。
引用元 N・フィールド公式HP
看護師さんだった創業者が「これからの社会」で必要とされる精神科の患者さんの手助けをしたいという思いから、日本各地へサービスが広がっていった素晴らしい企業だと思います。
Ｎフィールドは魅力的な企業
実はＮフィールドは数年前に優待が新設された年に一度購入し、その後しばらく保有してプラ転した後に売却しています。
その時は企業情報は一通り調べましたが、そんなに「素敵な企業」とか全く思いませんでした。
その後、私自身が癌患者になり精神を崩壊させた過去もあるので、こういう人の為に直結する事業内容の企業は応援したくなります。
もしも今回TOB発表がなければ１名義分だけでも長期保有で応援したい企業でした。
そんな訳で短期的に利益が出るのは嬉しいですが、ちょっとだけ残念な気持ちにもなりました。
応援したいといいつつ切り替え早っ(ﾟДﾟ;)
まとめ
おそらく何事もなく公開買付が終了しそうな予感ですが可能性が０ではないですからね(^^;
日経平均も３万円を超えドキドキハラハラが続いていますが、売却資金はとりあえず買い付け余力を増やしていつかの暴落に備えています。
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