
ぴぐみの夫は企業型の確定拠出年金401Kに加入しています。
勤めている会社で2013年にスタートしました。
既に株式投資が日常化していたぴぐみ家では、開始当初から100%の割合で外国株式インデックスに拠出してきました。
夫の定年まで10年をきった今、一旦これまでの商品を元本保証型に預け替えました。
過去の確定拠出年金401Kの運用商品
2006年から株式投資を始めていたぴぐみ家では、2013年からスタートした夫の企業型確定拠出年金の運用は、積極的に外国株式インデックスや外国債券インデックスで運用してきました。
リーマンショック後の世界的な株価低迷と東日本大震災後の日本経済の低迷後、アベノミクスが始まり株価は大きく上昇しました。
過去の運用割合です。
夫の話によると、この頃に積極運用をしている社員は全体の20%くらいで殆どの方が定期預金等の元本保証商品でDC(確定拠出年金)を運用していたそうです。
ぴぐみ家ではDCは夫の定年後の年金だと思っているので、出来る限り積極運用を考えていました。
ところが..
DBからDCへ制度移換
ところが制度の変更で気楽に運用できなくなったのです。
2019年に会社側がこれまでに運用を行っていた確定給付企業年金(DB)が廃止され、全て確定拠出年金(DC)に制度移換されたのです。
画像参照 労働金庫連合会HP
DB(確定給付企業年金)は会社側が拠出から給付まで全ての責任を負ってくれるので、社員は将来の企業年金について何の責任も負いません。
夫の会社ではそのDBが廃止され会社員一人一人が責任を負う、DC(確定拠出年金)に移管されたのです。
会社がこれまでに運用を行っていたDB分の給付額が一気にDCへと移管され、2019年以降は自己責任100%で結構な金額を運用することになりました。
金額にするとDCの残高がこれまでの3倍になりました。
これは夫の定年60歳の時点で実際に受け取る退職年金が運用次第で大きく変化することになります。
夫の会社の退職金の詳細はぴぐみは知りませんが、DB=退職金という風に捉えていたので、この運用を失敗すると夫の退職金が減ってしまいます。
この話を聞いたころから、これまで外国株式や債券で運用していた利益の一部を定期預金に預け替えを行ってきました。
そして今年のコロナショックが起こり今後の運用について考えました。
コロナショック当時のDC資産配分
2020年3月にログインした時の状況です。
外国債券インデックスについては今後の円高への懸念を考え、全て売却して定期預金に預け替えを行い、新たな拠出金での運用もストップしました。
マイナス額が60万円だった外国株式インデックスは、これまで毎月の拠出額の20%の運用でしたが50%に引き上げました。
全体で考えると元本確保型の割合が55%を超えているので、新たな積み立て分は100%外国株式で運用してもいいかなと思ったのですが、安定を求め残りの50%は日本債券を新たな運用としました。
現在のDC資産配分
7年間のトータルリターン
そして2020年の7月。
コロナショックから持ち直した外国株式インデックスを全て、安全資産である元本保証型の定期預金に預け替えました。
結論としてはコロナショックの時点で、100%の割合で外国株式で運用した方がリターンが大きかったのですが(^^;)
結局、2013年から開始したDC(確定拠出年金)のトータルリターンは、2020年8月までの7年間で1.7%となりました。
2019年のDBからDCの制度移換で慎重になりすぎましたが、一旦リセットして安心できたのもあります。
積み立てに期限があるDC
個人で投資信託を利用するなら期限はありませんが、DCは60歳という定年時に拠出が終了します。
だから60歳という期限を意識した運用が必要になります。
まとめ「今後のDCの運用」
一旦、元本保証に預け替えた安心感から今後の毎月の拠出分は、100%の割合で外国株式インデックスを買い付けていくことにしました。
今後、世界的に株価が下降しても定年までのどこかで底をつき、また上昇に転じる時がくると思います。
DCに関してはトータルリターンはあまり期待しすぎないことにします。
60歳の時点でマイナスになっていなければいい
こんな感じで運用が良さそうです(^^;)
